アコムは延滞するとヤバイ?返済・支払い遅れリスクや督促の対処法

アコムは延滞するとヤバイ?返済・支払い遅れリスクや督促の対処法

「アコムって延滞するとヤバいかな?」
「アコムの支払いが遅れそうなんだけど、相談に乗ってもらえるんだろうか…」

アコムを利用している人の中には、そんな不安に駆られている人も多いのではないでしょうか?

アコムに限らず、カードローンで延滞が続くとさまざまなリスクが発生するため、早めの対策が重要です。

この記事では、アコムで延滞した場合に起きるリスクや、万が一延滞してしまった場合の正しい対処法について詳しく解説していきます。

アコムの延滞で悩んでいる方は、ぜひお役立てください!

目次

アコムで延滞するとどうなるのか?

アコムで延滞するとどうなるのか?

アコムの返済が遅れて延滞してしまった場合、以下のようなリスクがあります。

それぞれどういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

利用停止や新規借入れの制限

アコムの返済が遅れた場合、まず新規の利用が停止される可能性があります。

これにより、新たな借入れができなくなるため、急な出費に対応することが難しくなります。

さらに返済の遅れが続くことで、強制退会させられ、今後アコムの利用ができなくなる可能性もゼロではありません。

信用情報に悪影響が出る

延滞が一定期間続くと、信用情報機関にその情報が登録され、いわゆる「ブラックリスト入り」することになります。

アコムが加盟している信用情報機関は、「CIC(株式会社シーアイシー)」と「JICC(日本信用情報機構)」の2つです。

これらのデータベースに延滞の情報が載ることで、他の金融機関での借入れやローンの審査にも影響が出てしまいます。

追加の督促や連絡が頻繁になる

延滞が続くと、アコムからの督促や連絡が頻繁に届くようになります。

初めは電話やメールでの通知ですが、それを無視していると書面での督促が始まり、自宅への郵送物が届く場合があります。

そうなると家族バレのリスクが高まりますし、ストレスで精神的な負担も大きくなるでしょう。

アコムの延滞で発生する遅延損害金とは

アコムの延滞で発生する遅延損害金とは

アコムで延滞すると、通常の利息とは別に「遅延損害金」が課されます。

遅延損害金とは、債務者が被った損害を賠償するためのお金です。

これは返済額が増える原因となり、結果として返済がさらに厳しくなる可能性があります。

負債を増やさないためにも、アコムの遅延損害金について知識を身につけておきましょう。

通常の利息よりも高い損害金が発生する場合がある

遅延損害金の法定利率は年3%ですが、当事者間での合意があった場合、「約定利率」が適用されます。

アコムの場合、遅延損害金の約定利率は、最大で「年利20%」です。

アコムの借入金の実質年率は「3.0%~18.0%」ですので、通常の貸付利率より高い利息がかかることになります。

これにより、返済額が増えるため、早めに対応しないと負担が増大していきます。

遅延損害金の計算方法

遅延損害金は、延滞した日数に応じて計算されます。

具体的には、未払い残高に対して遅延損害金利率を掛け、その金額を日数で割り出します。

【計算式】「残高×遅延損害金年率÷365日×経過日数
※うるう年の場合は365日

たとえば、10万円の借入残高に対して20%の遅延損害金が発生する場合、上記の計算式に当てはめると、1日あたり約55円の損害金が課されます。

遅延損害金が増えると返済がさらに厳しくなる

遅延損害金は、1日1日増えていきます。

すぐに返済すればそれほど大きな額にはなりませんが、延滞が続くと金額が膨らんでしまう点に注意が必要です。

その結果、返済がさらに難しくなり、悪循環に陥ることがあります。

遅延損害金の額を増やさないためにも、延滞が発生した場合は早急に対応することが重要です。

アコムの延滞による電話や督促の対応方法

アコムの延滞による電話や督促の対応方法

アコムの支払いが遅れると、当然ながら督促が始まります。

アコムからの電話や督促を無視し続けると、ますます状況が悪化してしまいますので、誠実に対応することが大切です。

ここでは、アコムの督促を無視することのリスクや、督促が来た場合の正しい対応方法について解説していきます。

早めに連絡を取り事情を説明する

アコムで延滞すると、まず担当者から連絡があります。

その時点でしっかり対応し、事情を説明しましょう。

できれば、支払いが遅れそうだと分かった時点でアコムに早めに連絡を取り、相談するのがベストです。

返済が難しい理由や、今後の返済計画について相談することで、アコム側も柔軟に対応してくれる可能性があります。

無視し続けると状況が悪化する

アコムからの督促を無視し続けると、返済の意思がないと見なされ、厳しい措置を受ける可能性があります。

たとえば、強制退会させられて会員資格を失うと、残債は一括返済しなければいけません。

また、最悪の場合は法的手続きに発展することもありますので、督促があった際は無視せず、必ず対応することが大切です。

必要に応じて返済の猶予を相談する

どうしても返済が難しい場合は、アコムに返済の猶予を相談するのも一つの方法です。

状況によっては、一時的に返済額を減らしてもらったり、返済期限を延長してもらえたりする場合もあります。

無視し続けることが一番良くありませんので、まずは誠実に相談してみることが大切です。

アコムで延滞が長期化した場合の法的措置のリスク

アコムで延滞が長期化した場合の法的措置のリスク

アコムで延滞が長期間続いた場合、最終的には法的措置が取られることがあります。

この場合、給与や財産の差し押さえなどの厳しいペナルティが課される可能性があるため、十分に注意が必要です。

実際にどのような法的措置が行われるのか、具体的に解説していきます。

裁判所からの督促や差し押さえのリスク

延滞が長期化すると、最終的には裁判所を通して法的措置が取られる可能性があります。

裁判所からの支払い督促も無視した場合、財産や給与の差し押さえが行われます。

給与の差し押えが決定すると、勤務している会社に「債権差押命令」という通知が裁判所から届くため、会社バレは避けられません。

財産の差し押さえが行われるケース

法的措置により、銀行口座の差し押さえや、自宅の動産(家具や家電など)の差し押さえが行われる場合もあります。

差し押えされたら、債務者は勝手に財産を売却したり、処分したりすることができなくなり、結果的に家や車、預貯金などを失う可能性があります。

これにより生活が大きく制約されるため、長期の延滞は避けることが重要です。

アコムの延滞から法的措置に至るまでの流れは、おおよそ以下のようになります。

  • アコムから督促
  • 債権回収会社から督促
  • 裁判所から督促
  • 給与や財産の差押え

まずはアコムからの督促が行われますが、その後も延滞が続くと、債権回収会社に債権が譲渡されます。

アコムの場合、子会社である「アイ・アール債権回収株式会社」に譲渡されることが一般的です。

それ以降は、債権回収会社から連絡や督促が届くようになります。

それにも対応しない場合、法的措置に移ることになり、裁判所からの支払督促が届きます。

これに対して、「督促異議申立書」を2週間以内に提出しない場合、裁判所から「仮執行宣言付支払督促」という通知が届きます。

それでも、さらに2週間以内に異議申立てをしなかった場合、最終的に差し押さえが実行される、という流れです。

ここまで至る前に、早めに手を打つ必要があります。

アコムでの延滞がブラックリストに載るまでの流れ

アコムでの延滞がブラックリストに載るまでの流れ

延滞が長期化すると、信用情報に傷がつき、いわゆる「ブラックリスト」に載るリスクが高まります。

ブラックリスト入りすると、他の金融機関での借入れも困難になりますので、その後の生活が不便になるリスクが高いです。

ここでは、アコムで延滞した場合のブラックリストに載るまでの流れや、そのリスクについて解説していきます。

延滞から信用情報に登録されるまでの期間

延滞が発生してから一定期間が経過すると、信用情報機関にその情報が登録されます。

アコムが加盟している「CIC」と「JICC」では、「返済日より61日以上または3ヵ月以上の支払いが遅れがあった場合に、延滞として登録されます。

つまり、2ヶ月以上滞納していれば、ブラックリスト入りしている可能性が高いと言えるでしょう。

ブラックリストに載ると借入れが難しくなる

各種ローンや分割払い、クレジットカードなどに申し込むと、審査の一環として必ず信用情報が参照されます。

つまり、一度ブラックになってしまうと、他の金融機関からの借入れやクレジットカードの新規発行が難しくなるということです。

もちろん、住宅ローンや自動車ローンの審査にも通りにくくなるため、日常生活に大きな影響を与えます。

スマホの端末代の分割払いも利用できなくなる可能性が高いです。

信用情報の回復には時間がかかる

ブラックリスト入りした場合、信用情報が回復するまでにはある程度の年数がかかります。

CICでもJICCでも、延滞情報の登録期間は「契約期間中および契約終了後5年以内」となっているため、完済してから最大5年間は記録が残る可能性があります。

その間、金融サービスの利用が制限されるため、2ヶ月以上の延滞は避けることが重要です。

アコムに返済が難しい場合の相談先と支援制度

アコムに返済が難しい場合の相談先と支援制度

アコムの返済が難しい場合は、適切な相談先を見つけることが大切です。

アコムのサポートだけでなく、外部の支援制度も活用することで、問題解決の糸口を見つけられる可能性があります。

ここでは、3つの相談先をご紹介しますので、支払いが苦しい方はぜひ参考にしてみてください。

アコムのカスタマーサポートに相談する

まずは、アコムのカスタマーサポートに連絡し、状況を説明しましょう。

アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)」で相談を受け付けています。

状況によっては、返済計画の見直しや、支払い期限の延長など、柔軟な対応をしてくれることもあるため、まずは相談してみてください。

弁護士や司法書士に相談する

債務の額が大きすぎる場合、債務整理を検討するのも一つの方法です。

債務整理とは、合法的に借金の額を減らしたり、チャラにしたりできる手続きのことで、任意整理個人再生自己破産などの種類があります。

債務整理を検討する場合は、弁護士や司法書士などの専門機関に相談するのが一番スムーズで確実です。

借入額や収入などの状況を正確に伝えることで、最適な解決方法を提案してもらえます。

国や自治体が提供する支援制度を活用する

アコムへの返済ができないだけではなく、生活そのものも苦しい場合は、公共の福祉サービスを頼るのも一つの方法です。

国や自治体が提供する生活困窮者向けの支援制度を活用することで、一時的な生活費の援助を受けることができます。

生活保護はよく知られていますが、社会福祉協議会が行っている「生活福祉資金」など、無利子または低金利の貸付制度もあります。

アコムの延滞を防ぐためにできる返済計画の立て方

アコムの延滞を防ぐためにできる返済計画の立て方

アコムの延滞を防ぐためには、無理のない返済計画を立てることが一番大切です。

たとえば、以下のようなポイントを抑えることで、延滞のない健全な借入れができるようになります。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

無理のない返済計画を立てる

借入れを行う際には、無理のない範囲での返済計画を立てることが重要です。

収入に見合った借入額を設定し、「自分が毎月確実に返済できる金額はいくらなのか」を正確に把握しましょう。

失業や病気などのリスクに備えて、なるべく余裕をもった返済計画を立てることがポイントです。

返済シミュレーションを活用する

アコムのウェブサイトやアプリには、返済シミュレーション機能があります。

これを活用して、実際に借り入れた場合の返済額や期間をシミュレーションすれば、無理のない返済計画を立てるのに役立ちます。

ローンは、返済期間が長引けば長引くほど利息が大きくなるため、返済総額もチェックしながら計画を立てましょう。

収支の見直しを定期的に行う

返済がスムーズに行えるように、定期的に自分の収支を見直すことも大切です。

無駄な支出を減らし、返済に充てる金額を確保することで、延滞を防ぐことができます。

クレジットカードや銀行口座と自動連携できる家計簿アプリもありますので、家計簿をつけるのが苦手な方におすすめです。

アコムの返済日を守るためのリマインダー活用術

アコムの返済日を守るためのリマインダー活用術

「延滞するつもりはなかったんだけど、返済日をすっかり忘れていた…」という方もいると思います。

アコムの返済日を忘れないようにするためには、スマホの機能やアプリを活用するのが効果的です。

たとえば、以下のような方法があります。

それぞれの方法を詳しくご紹介していきます!

スマホのカレンダー機能を使う

スマホのカレンダー機能を使って、アコムの返済日を登録しましょう。

カレンダーに返済日を記録することで、事前に通知を受け取ることができます。

できればウィジェット機能などを使って、カレンダーをスマホのホーム画面に大きく表示しておくなど、常に目に入るように工夫するのがおすすめです。

アプリで自動リマインダーを設定する

アコムの公式アプリや、その他のスケジュール管理アプリを使って、自動リマインダーを設定するのもおすすめです。

これにより、返済日をうっかり忘れることがなくなります。

たとえば、アコムの公式スマホアプリ「myac」では、利用状況をひと目で確認できるほか、返済期日のお知らせ機能も搭載されています。

返済期日は3日前と当日にプッシュ通知でお知らせが届くため、非常に便利です。

返済期日の1週間前にアラームを設定する

返済期日の1週間前にスマホのアラームを設定しておくことで、余裕を持って返済準備ができます。

1週間前に返済日をしっかり把握できれば、無駄な出費を抑えたり、必要に応じて金策したりするなどして、アコムの返済に備えることが可能です。

アコムの延滞に関するよくある質問

アコムの延滞に関するよくある質問

最後に、アコムの延滞に関してよくある疑問をまとめました。

延滞が信用情報にどのように影響するのか、具体的な期間についても触れていきます。

気になる疑問があれば、ぜひチェックしてみてください。

延滞してすぐにブラックリストに載るのか?

延滞してもすぐにブラックリストに載ることはありませんが、延滞期間が2~3ヶ月を超えるとブラックリストに載る可能性が高まります。

アコムが加盟する個人信用情報機関の「CIC」と「JICC」では、ともに「返済日より61日以上または3ヵ月以上」の延滞で情報が登録されます。

それまでに解決策を見つけることが重要です。

一度遅延した場合、信用情報にどのくらい影響するのか?

一度の遅延でも、信用情報に影響が出ることがあります。

信用情報機関に遅延情報が登録されると、他の金融機関での審査に影響が出る可能性があるため、遅延は一度であっても避けるべきです。

うっかりミスで一度延滞してしまった場合は、これ以上信用情報に傷がつかないように気を付けましょう。

返済が遅れた場合、どのくらいの期間で信用情報に記録されるのか?

アコムが加盟する信用情報機関「CIC」と「JICC」では、どちらも「返済日より61日以上または3ヵ月以上」の延滞で情報が登録されます。

たとえば6月1日が返済期日だった場合、8月1日までに支払いを行わないと信用情報機関に記録される可能性がある、ということです。

ただし、61日未満であっても複数回支払いが遅れると、アコムでの借り入れに影響が出る可能性がありますのでご注意ください。

まとめ:アコムの延滞によるリスクと適切な対処法を理解しておこう

まとめ:アコムの延滞によるリスクと適切な対処法を理解しておこう

アコムの延滞について、リスクや正しい対処法などをご紹介しました。

アコムでの延滞は、利用停止や信用情報への悪影響にとどまらず、最悪の場合は法的措置まで発展する可能性があります。

延滞によるリスクをしっかり理解した上で、早めに対処することが重要です。

また、延滞を防ぐためにも無理のない返済計画を立てた上で、リマインダーなどのツールを活用して返済日を守るようにしましょう。

もし返済が難しい場合は、アコムや専門機関に早めに相談することで、解決策を見つけることができます。

この記事を参考に、アコムを延滞なく上手に利用してくださいね。

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