みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行の普通預金キャッシュカードを使って利用できるカードローンです。
最大800万円までの融資が受けられますが、気になるのは審査の難易度ですよね。
この記事では、みずほ銀行カードローンの審査は甘いのかどうかについて、審査基準や、審査に通るためのポイントも含めて詳しく解説します。
審査に落ちる理由や通過のコツについても触れていきますので、申し込みを検討している方はぜひ参考にしてください！
みずほ銀行カードローンの審査は甘いのか？
みずほ銀行カードローンの審査が「甘い」と言えるかどうかは、基準や条件によって異なります。
消費者金融に比べて厳しめの傾向がある
みずほ銀行カードローンは、消費者金融に比べると審査基準が厳しいとされています。
みずほ銀行に限らず、銀行は貸し倒れリスクを避けるため、借入希望者の信用力を慎重に確認するからです。
そのため、消費者金融と同じ感覚で申し込むと、審査に通らないケースも少なくありません。
消費者金融は即日審査や即日融資を行うことが多いですが、銀行系は慎重な審査プロセスを経るため、審査にかかる日数も長い傾向が見られます。
銀行系カードローンならではの基準がある
銀行系カードローンには、消費者金融とは異なる独自の審査基準が設定されています。
特に、「保証会社の保証を受けられる方」という条件を設けているのは、基本的に銀行カードローンだけです。
ほとんどの消費者金融では自社で保証業務を行っていますが、銀行では保証会社を設けて、万が一返済が滞った時に、保証会社から弁済金を受け取ります。
そのため、銀行カードローンでは、銀行による審査と保証会社による審査の両方が必要です。
収入の安定性や信用情報はもちろん、勤続年数や、家計に占める家賃の割合など、さまざまな項目をチェックして返済能力を判定します。
申込者の信用情報に厳しく審査するため
みずほ銀行は、申込者の信用情報を慎重に審査します。
信用情報には、過去の返済履歴や他社での借入状況が記録されており、これが審査結果に大きく影響します。
特に延滞や債務整理の履歴がある場合、審査通過は難しくなることが多いです。
信用情報に自信がない方は、信用情報機関に開示請求を行い、問題がないかどうか事前に確認することをおすすめします。
個別の信用力により審査結果が異なる
みずほ銀行の審査結果は、個人の信用力に基づいて判断されます。
同じような条件でも、他社での借入状況や収入の安定性によって結果が変わることがあります。
そのため、自分の信用情報や借入状況を理解した上で申し込むことが大切です。
基本的には、安定した収入があり、信用情報に問題がなければ、審査に通過する可能性は高くなります。
みずほ銀行カードローンの審査基準と特徴
みずほ銀行カードローンの審査基準には、収入の安定性や過去の返済履歴、勤続年数などが含まれます。
ここでは、みずほ銀行カードローンの審査基準の特徴についてまとめました。
年齢制限がある
みずほ銀行カードローンには、「契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方」という年齢制限が設けられています。
消費者金融では70歳以上でも申し込めるものも多いため、それに比べるとやや厳しめです。
みずほ銀行カードローンでは、1年ごとに審査を行った上で自動更新されますが、銀行が特に認める場合を除き、満70歳以上での更新は行われません。
安定かつ継続した収入がある
みずほ銀行カードローンでは、「安定かつ継続した収入がある」ことも重要な審査基準です。
収入が安定していないと返済能力が低いとみなされ、審査が厳しくなることがあります。
特に、フリーランスや自営業の場合、収入の変動が大きいと判断されることが多いため、収入証明書類の提出が求められる場合もあります。
保証会社の保証を受けられる
みずほ銀行カードローンでは保証会社の保証を受ける必要があるため、保証会社の審査にもパスする必要があります。
みずほ銀行カードローンの保証会社は、オリコまたはアイフルです。
保証会社の審査基準は公開されていませんが、年収や職業、過去の信用情報をはじめ、さまざまな項目で判断しています。
他社のローンやクレジットカードで延滞や滞納がある場合、審査通過が難しくなる可能性がありますので、早めに解消しておきましょう。
勤続年数が一定以上あることが望ましい
みずほ銀行カードローンでは、勤続年数も重視されます。
勤続年数が短い場合、収入の安定性が低いと判断されることがあります。
長く同じ会社に勤務している人ほど、安定した収入が見込まれるため、審査において有利になることが多いです。
他社借入の有無が影響する
他社での借入が多い場合、みずほ銀行の審査が厳しくなる傾向があります。
他社借入が多いと、返済負担が増えるため、返済能力に問題があるとみなされるからです。
できるだけ他社借入を整理することで、審査通過の可能性が高まります。
みずほ銀行カードローンの審査を甘いと感じる人と厳しいと感じる人の違い
みずほ銀行カードローンの審査を「甘い」と感じるか「厳しい」と感じるかは、申込者の状況によって異なります。
ここでは、どのような人が審査を甘く、または厳しく感じるのかを見ていきましょう。
安定した収入があると甘く感じる
安定した収入がある場合、みずほ銀行カードローンの審査を比較的「甘い」と感じることがあります。
収入が安定していると、返済能力が高いと判断されるからです。
特に、公務員や大企業に勤めている方は、収入の安定性が評価され、審査がスムーズに進みやすくなります。
他社借入が多いと厳しく感じる
他社借入が多い人は、みずほ銀行の審査を「厳しい」と感じることが多いです。
多重債務状態だと、返済能力に不安が生じるため、銀行側も慎重な対応を取ります。
そのため、できるだけ他社借入を減らしてから申し込むことが、審査通過のポイントとなります。
信用情報に問題がなければ通りやすい
信用情報に延滞や債務整理などの問題がなければ、みずほ銀行の審査に通りやすくなります。
信用情報は、ローンの審査において非常に重要な要素です。
信用情報が良好であれば、審査を「甘い」と感じることもあります。
逆に、過去に延滞がある場合は「厳しい」と感じることが多いです。
勤続年数が短いと厳しく感じる
勤続年数が短い場合、みずほ銀行の審査を「厳しい」と感じることがあります。
勤続年数が長いと、今後も安定した収入が期待できるとみなされます。
逆に、短期での転職が多い場合、審査において不利になりやすいです。
転職を考えている方は、転職前にカードローンに申し込んだ方が良いでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査で落ちる主な理由
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由としては、信用情報や収入、他社借入の影響などがあります。
ここでは、代表的な理由をまとめました。
信用情報に延滞履歴がある
過去に延滞履歴があると、審査に落ちる可能性が高くなります。
延滞は信用に大きな影響を与えるため、銀行の審査では特に厳しくチェックされやすいです。
同じく、任意整理や個人再生などの債務整理を行った人も、その記録が消えるまでの間は審査落ちのリスクが高くなります。
収入が不安定と判断された
収入は、返済能力を判断する上で特に重視されるポイントです。
収入が足りない、または浮き沈みが激しいと判断されると、審査に落ちやすくなります。
安定した収入があることを証明するためには、収入証明書の提出が重要です。
他社での借入額が多い
他社での借入額が多い場合、返済負担が大きいため、審査が厳しくなります。
多重債務状態は銀行にとってリスクが高く、審査落ちの原因となることが多いです。
借入額が多い場合は、返済を進めてから申し込むと良いでしょう。
虚偽の情報が申告されている
虚偽の情報で申し込むと、審査で落ちる可能性が高まります。
わざとではなくても、不正確な情報を入力すると虚偽申告とみなされることがあるため、注意が必要です。
正確な情報を申告し、信頼される申し込みを心がけましょう。
みずほ銀行カードローンの審査に通過しやすくするコツ
みずほ銀行カードローンの審査に通過しやすくするためのコツとして、収入証明の準備や他社借入の整理などが挙げられます。
これらのポイントを押さえて、審査に臨みましょう。
収入証明書を提出する
みずほ銀行カードローンでは、50万円超の利用限度額を申し込む場合、収入証明書が必要です。
以下のいずれかを提出します。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書または課税証明書
- 納税証明書（その１・その２）
収入証明書をしっかりと準備して提出することで、審査がスムーズに進みます。
また、収入証明書があると安定した収入を証明できることになります。
収入の安定性が高いほど、審査通過率も上がるため、準備を怠らないようにしましょう。
他社借入を減らしておく
他社での借入が多いと、みずほ銀行の審査では不利になります。
他社借入をできるだけ減らしてから申し込んだ方が、返済能力があるとみなされます。
もし完済できそうな借入があれば、払い終えてから申し込みましょう。
申告内容を正確に記入する
申請内容に誤りがあると、追加確認が必要になって審査が遅れるだけでなく、信頼性が低下します。
正確な情報を記入し、信頼される申請を心がけましょう。
特に年収や勤務先情報は、正確に記載することが重要です。
信用情報を事前に確認しておく
自分の信用情報を事前に確認することで、何か問題があるかどうかを把握できます。
信用情報に延滞や債務整理の履歴がある場合、改善してから申し込んだ方が望ましいです。
記録が消えるまでの期間は個人差もありますが、最大5年(自己破産の場合は10年)となっています。
まずは個人信用情報機関に開示請求を行い、自分の信用情報を確認してみましょう。
みずほ銀行カードローンの審査プロセスと審査結果が出るまでの流れ
みずほ銀行カードローンの審査プロセスは、みずほ銀行の口座を持っているかどうかによって変わります。
ここでは、申込から審査結果通知までの流れを、口座を持っている場合と持っていない場合に分けてご紹介します。
みずほ銀行の口座を持っている場合
みずほ銀行の口座を持っている方がカードローンに申し込む流れは、以下の通りです。
- 申し込み
- 仮審査結果の確認
- 必要書類をアップロード
- 利用開始
みずほ銀行の口座を持っている方は、すぐにWebからカードローンの申し込みができます。
仮審査に通ったら、必要書類（運転免許証や健康保険証など）をアップロードするだけでOKです。
最短当日にすぐ借入ができます。
みずほ銀行の口座を持っていない場合
みずほ銀行の口座を持っていない方は、まず口座開設が必要です。
- 普通預金口座の開設・カードローン申込
- 口座開設完了の連絡
- カードローン仮審査結果の確認
- 必要書類のアップロード・カードローン本申込み
- 利用開始
- キャッシュカードの受け取り
口座開設の手間がかかる分、融資まで少し時間がかかる可能性があります。
口座開設をすると、みずほ銀行のネットバンキングサービス「みずほダイレクト」から、24時間、手数料なしで借り入れや返済が可能です。
みずほ銀行カードローンと他社カードローンの審査難易度の違い
みずほ銀行カードローンと他社カードローンの審査難易度には違いがあります。
ここでは、主に銀行系と消費者金融の違いを解説します。
銀行カードローンは総量規制対象外
銀行カードローンには、「貸金業法」ではなく「銀行法」が適用されるため、貸金業法の「総量規制」の対象にはなりません。
そのため、年収の3分の1を超える借入も可能となります。
ただし、総量規制がない分、銀行は独自の審査基準を設けており、審査は厳しくなりがちです。
また、実際には総量規制と同じく、年収の3分の1を基準にした審査を行う銀行もあります。
消費者金融は即日審査が多い
消費者金融は、即日審査や即日融資が行われることが多く、スピーディな対応が特徴です。
その分、審査基準は銀行よりも緩やかな傾向があります。
一方、銀行カードローンは慎重な審査を行うため、即日審査には対応していないことが多いです。
ただし、みずほ銀行カードローンの場合、みずほ銀行の口座を持っている方であれば、最短当日に借り入れができます。
金利の違いで審査基準も異なる
銀行カードローンは、消費者金融に比べて金利が低めに設定されています。
消費者金融では、最大18%程度の年利が多いですが、銀行では最大15%程度が多いです。
みずほ銀行カードローンは最大14%なので、銀行の中でも低金利な方だと言えます。
一方、低金利で貸し付けるということは、それだけ信用力のある顧客を相手にする必要があるため、厳しい審査を行うことが一般的です。
このような理由から、銀行カードローンでは消費者金融に比べて審査基準が厳しくなっています。
審査の厳しさは各社で異なる
銀行カードローンであれ消費者金融であれ、審査の厳しさは各社で異なります。
実際に申し込んだ人の口コミも参考に、審査が甘そうか厳しそうかを推測するのも一つの方法です。
ちなみに、Yahoo!知恵袋やSNSの口コミを見ると、みずほ銀行カードローンは「大手銀行のカードローンとしては比較的審査に通りやすいが、一定以上の収入が必要」という意見が多く見られました。
各社の審査基準を理解し、自分に合ったカードローンを選びましょう。
みずほ銀行カードローンの審査に関するよくある質問
みずほ銀行カードローンの審査について、よくある質問を以下にまとめました。
事前に疑問を解消し、スムーズな申請を目指しましょう。
審査に通るための年収の目安は？
みずほ銀行カードローンに通過するための年収の目安は、具体的には公表されていません。
しかし、安定した収入が求められることを考えると、一般的には「300万円以上」が目安と考えられます。
収入が多いほど審査に通過しやすくなるため、安定した収入があることは非常に重要です。
在籍確認は必ず行われるのか？
在籍確認は通常、必ず行われます。
これは、申込者の勤務先情報を確認するための重要なステップです。
ただし、在籍確認が難しい場合は、みずほ銀行に相談することで柔軟に対応してもらえることもあります。
事情があって職場に電話をかけてもらいたくない場合は、事前に担当者に相談してみてください。
他社借入があると審査に影響する？
他社借入が多いと、みずほ銀行カードローンの審査に不利に働きます。
銀行カードローンには総量規制のルールがありませんが、他社での借入額が多ければ多いほど、返済不能になるリスクが高いからです。
すでに複数の借入先を利用している人は、できる範囲で他社借入を整理し、返済負担を軽減してから申し込むことをおすすめします。
審査結果はどれくらいで通知される？
みずほ銀行カードローンの審査結果は、みずほ銀行の普通口座を持っている場合に限り、最短当日に確認できます。
銀行ATMまたは「みずほダイレクト」から、すぐに借り入れ可能です。
一方、口座を持っていない方は口座開設の手続きが必要なため、審査に数日かかることがあります。
口座を持っている方でも、申し込み時間によっては翌営業日の連絡になることがあるため、急ぎの場合はなるべく早い時間に申し込みましょう。
まとめ：みずほ銀行カードローンの審査は甘くないが通過のコツはある
みずほ銀行カードローンの審査は、消費者金融に比べると厳しめですが、一定の収入があれば通過できる可能性は十分あります。
満20歳以上満66歳未満の方で、安定かつ継続した収入の見込める方、保証会社の保証を受けられる方であれば、審査に通る可能性は高いです。
また、正確な情報の申告、信用情報の確認など、事前に準備をしてから申請することでも審査通過の確率が上がります。
みずほ銀行カードローンの利用を検討している方は、この記事で紹介した通過のコツを参考にして、スムーズな審査を目指しましょう！