超絶スーパーブラックの人がカードローンを利用する方法とリスクについて

超絶スーパーブラックの人がカードローンを利用する方法とリスクについて

金融事故の経験者や多重債務者が借り入れをしようとしても、一般的な金融機関の審査を通過できるかは疑わしいです。
このような状態の人を「超絶スーパーブラック」といいます。
名前の感じからして絶対に借りられないっぽい雰囲気がしますし、不安をおぼえる人もいるかもしれません。
しかし、そんな属性の方でも利用可能なカードローンサービスは存在します。
今回は、超絶スーパーブラックの借り入れに関する話題をメインに扱っていきます。どういった選択肢があるのか、どのような点に注意するべきかなども掲載しているので参考にしてみてください。

目次

超絶スーパーブラックって何?どういった人が該当する?

超絶スーパーブラックって何?どういった人が該当する?

「超絶スーパーブラック」とは、過去に金融関連でのトラブルを頻発しているせいで一般的な金融機関での借り入れがほぼ絶望的な人を指します。以下は、彼らの特徴について解説していきます。

特徴1:金融事故を繰り返す人

「超絶スーパーブラック」の最たる特徴として、金融事故を過去に繰り返している人物である点が挙げられます。金融事故とは、返済日をまもらない行為全般を指し、延滞・未払い・債務整理がこれにあてはまります。
金融事故を繰り返していれば、信用情報機関に数々の問題行動が履歴と刻まれてしまいます。この結果、新規借り入れができなくなったり、現在の借り入れ条件が悪化したりといった問題をもたらしてしまいます。

特徴2:長期間ブラックリストに載っている人

「超絶スーパーブラック」な人は、信用情報機関で長いあいだ、「ブラックリスト」入りしている特徴があります。「ブラックリスト」とは、金融サービスの利用者のなかで「かなり素行の悪い人物」の烙印を押された状態です。
一般的には、延滞などの金融事故全般は、数年で記録がリセットされるのですが、生活態度の改善が見受けられない場合は、「非常に素行の悪い人物」=「超絶スーパーブラック」な人として記録のリセットまでかなりの時間を要さなくてはいけなくなります。

特徴3:複数社から同時に借りて返済不能に陥っている人

「超絶スーパーブラック」は、複数社からの借り入れがあり、返済不能に陥っている人でもあります。つまり、深刻なレベルの多重債務者とみて間違いない人です。
毎月の返済のために、別の会社から借りる、その借金をまた別の会社から…といった感じでアリジゴクに入ってしまい、どうにも身動きが取れない人は「超絶スーパーブラック」に該当します。

特徴4:債務整理を何度もしている人

「超絶スーパーブラック」な人は、債務整理を常習的に繰り返す特徴があります。債務整理とは、返済困難な人が法をつかって借金の減額を図る救済措置です。本来の契約を無視する形となるため、何度も繰り返していると信用情報にも悪影響をおよぼします。
負債の減額をしてもらえる債務整理を利用すれば、いっときは楽になります。しかし、その後の金融サービスを利用しようと思っても、金融機関からの信用を失っているせいで、審査になかなか通りづらくなってしまいます。

超絶スーパーブラックでも借りれるカードローンって存在するの?

超絶スーパーブラックでも借りれるカードローンって存在するの?

「超絶スーパーブラック」な人は一般的な金融機関の融資とは相性がわるいため、思ったような融資サービスを得られにくいのが実情です。
しかし、利用の可能性はゼロではありません。以下で詳細を確認してみましょう。

審査基準がゆるめのカードローン会社は存在する

通常の金融機関はきびしい審査基準が設けられていますが、一部のカードローン会社では、ゆるめの審査で判断の可否を決めています。
その結果、「超絶スーパーブラック」な人も審査対象と見なされ、融資を受けられるチャンスがあるのです。

中小消費者金融なら借りられる可能性あり

大手の金融機関ほど、審査はよりきつく設定されがちで通過するためには、過去の信用取引に問題がないかが大きく影響します。
しかし、中小系では多少の貸倒れリスクを受け入れたうえでの運営方針を取っていることが多く、「超絶スーパーブラック」でも融資の可能性が残されています。

担保や保証人が必要になる場合もある

「超絶スーパーブラック」な人は言い換えると、金融機関的に「信用しづらい人」です。信用力にとぼしいため、契約で担保や保証人を求められるかもしれません。
返済不能後の代替案を提示できる場合は融資の期待が高まりますが、担保を失ったり、保証人に負債を払わせる形になるため、気軽に利用しづらい選択肢ともいえます。

利用リスクが高く高金利が適用されやすい

「超絶スーパーブラック」がお金を借りる際は、高金利の契約が前提となりやすいです。金融機関側が融資におけるリスクを避ける一環として、金利に反映されるのです。金利が高くなれば、トータルの返済額もふえてしまうので、利用リスクも高くなってしまいます。

超絶スーパーブラックでも借りれる可能性があるカードローン5選

超絶スーパーブラックでも借りれる可能性があるカードローン5選

以下に、超絶スーパーブラックの方でも利用可能性があるとされる中小消費者金融のカードローンを紹介します。これらの金融機関は、通常の金融機関よりも柔軟な審査基準を設けている場合があります。

セントラル

セントラルは、中小消費者金融の中でも比較的知名度があり、柔軟な審査が行われることが特徴です。超絶スーパーブラックの人でも利用できる可能性があります。

アロー

アローは、独自の審査基準を持ち、他社での審査に通らなかった人でも申し込みができることが特徴です。金利が高めに設定されていることが多いです。

フクホー

フクホーは、創業から長い歴史を持つ中小消費者金融で、柔軟な審査基準を採用しています。担保や保証人を必要としない場合もありますが、金利が高めです。

スカイオフィスキャッシング

スカイオフィスキャッシングは、中小消費者金融の中でも借入条件が柔軟で、超絶スーパーブラックの人でも利用しやすいとされています。

いつも

「いつも」は、審査基準が比較的柔軟で、他社での審査に通らなかった人でも利用できる可能性があります。金利が高く設定されているため、注意が必要です。

超絶スーパーブラックでも利用可能なカードローン:一般的な特徴とは?

超絶スーパーブラックでも利用可能なカードローン:一般的な特徴とは?

「超絶スーパーブラック」な人を受け入れてくれるカードローンは存在しますが、お金を借りるうえで注意しておくべき点があります。ここではカードローンの特徴を解説します。

審査は独自基準を採用している

「超絶スーパーブラック」を利用対象とするカードローンは、独自の審査基準をもとに運営されています。これによって、一般的な金融機関での審査で通用しなかった人も融資を受けられる可能性がでてきます。

高金利での契約が基本

中小系カードローン会社は基本的に、貸し倒れるリスクを考慮して高金利での契約を求めます。そのため、借りる側は支払う利息がふえるデメリットを受け入れなくてはいけません。

基本は少額融資

「超絶スーパーブラック」に対応してくれる融資は、少額融資の契約となる割合が高いです。やはり信用力の部分で不安がぬぐえないため、借り入れ額も大きくしづらいのでしょう。

返済は短期間

中小系カードローンを「超絶スーパーブラック」を利用する場合、借り入れは短期間の条件を提示されやすいです。よって、毎月の返済額は高くなりやすいため、計画的な返済計画が求められます。

超絶スーパーブラックでも対応可能なカードローン:即日融資を受けるためのコツ

超絶スーパーブラックでも対応可能なカードローン:即日融資を受けるためのコツ

「超絶スーパーブラック」な人が即日融資を受けるためにはどうしたら良いのでしょう? 以下、金融機関から即日融資を得るためのコツを説明します。

中小系・消費者金融に申し込もう

中小系・消費者金融では大手よりも柔軟性ある審査が期待できます。そのため、即日融資を希望するなら、中小系を候補に入れておくとスピーディな融資を受けやすくなります。

必要書類を事前に準備しよう

即日融資が必要なら、申し込みをする前段階で必要な書類をそろえておきましょう。収入証明書や身分証明書の控えをはやめに用意しておけば、時間短縮につながります。

在籍確認の用意もしておこう

在籍確認は、勤務先へ電話をつかって行う金融会社が大半です。事前にどういった対応を取るべきかはサポートにたずねておくと良いでしょう。
(カードローン系は金融会社名でなく、電話では個人名を名乗ったうえで確認してくれるところが多いです)

営業時間までに申請を終わらせるべし

営業時間内に申し込みし終えれば、その日のうちに審査がはじまり、即日融資を受けられやすくなります。できれば、午前中に済ませてしまいましょう。

超絶スーパーブラック向けカードローン:審査基準となり得るポイント

超絶スーパーブラック向けカードローン:審査基準となり得るポイント

ここでは、「超絶スーパーブラック」でも審査通過の可能性を高めるために抑えておくべきポイントを理解しておきましょう。前もって把握しておくことで今後の立ち回りがしやすくなります。

収入の安定性が重要

「超絶スーパーブラック」の場合、収入の安定性は審査で重要視されるポイントです。より長期的に安定した収入を得られている人は、融資を受けられる可能性が高くなりますが、返済がきびしそうと判断されれば、通過はきびしくなるでしょう。

他社との契約もチェックされる

他所の金融機関との契約も審査でチェックされます。複数社から同時並行的に借り入れをしていると、返済能力に疑問をもたれやすいため、申し込むまえに借り入れ数を減らせるなら対策しておきましょう。

過去の金融トラブルも審査結果に反映される

これまでの金融トラブルの有無も審査対象です。仮にトラブルがあったとしても、そこから改善している場合は、好印象をもってもらえます。ここで、誠意や努力といったあなたの姿勢を判断されます。

返済能力をアピールしよう

これまでの返済実績のアピールができれば審査は有利に進められます。収入証明書や資産証明ができれば、融資の可能性をより高められます。

超絶スーパーブラックの人がカードローンを利用する場合のリスク4点

超絶スーパーブラックの人がカードローンを利用する場合のリスク4点

「超絶スーパーブラック」の人がカードローンを利用するなら、契約前の段階でリスクを把握しておくべきです。ここでは、利用に伴うリスクのおもな4点を紹介していきます。

毎月の返済負担が大きい

一般的にカードローンは高金利が適用されることが大半で、毎月の返済負担もそれに伴い大きくなりがちです。信用能力にとぼしい人の場合、短期間での完済を求められるため、より難易度が高いといえます。

延滞時のペナルティがきびしい

カードローンは延滞のペナルティがきびしい点も警戒すべきリスクです。返済がずれ込むと、遅延損害金を請求されるため、より多くの負担を強いられるおそれがあります。

借り入れが制限されるおそれ

「超絶スーパーブラック」な人は信用力がひくいため、借り入れ制限が掛かりやすい点も注意が必要です。「期待していたほど借りられなかった…」とならないように気をつけたいものです。

多重債務からの返済不能のおそれ

複数の借り入れをしているときは、返済までの管理が非常に大変になってしまいます。多重債務者は、返済のための借り入れ…といった負のスパイラルに陥らないように自制しなくてはいけません。

超絶スーパーブラックでも借りれるカードローン:よくある疑問

超絶スーパーブラックでも借りれるカードローン:よくある疑問

「超絶スーパーブラック」な人がカードローンを検討するとき、いくつか不安に思う点がでてくるはずです。ここでは、よくある疑問4つをシェアしていきます。

Q1:無職でも借りられる?

A:カードローンは無職では基本は利用がむずかしいです。しかし、収入証明や資産証明ができれば、融資を検討してもらえる場合もあるでしょう。

Q2:総量規制の対象になる?

A:総量規制とは、年収の3分の1を超える借り入れができないルールです。中小系の金融会社にも総量規制のルールは適用されるため、年収とのバランスを考慮したうえで利用を考えましょう。

Q3:保証人って必要なの?

A:保証人が必要となり得る場合もあります。しかし、多くの消費者金融では保証人なしで借り入れ契約を進められます。契約内容によって求められることもあるので、事前確認が必要です。

Q4:申し込みの際の注意点は?

A:申し込みをスムーズに進めるためにも、これまでの金融事故や他社からの借り入れ状況にも配慮しつつ、必要書類をまとめておく必要があります。書類の不備は審査結果に悪影響をおよぼすので、確認したうえで手続きを進めていきましょう。

まとめ|超絶スーパーブラックの人が借りるなら、慎重な判断が必要!

まとめ|超絶スーパーブラックの人が借りるなら、慎重な判断が必要!

「超絶スーパーブラック」な人がカードローンを利用するなら、高金利や遅延損害金などの注意点を踏まえたうえで慎重な判断が必要です。
まずはムリのない返済計画を立ててみることからはじめてみてください。
必要な各種書類はしっかりと用意してから、申請するようにしましょう。
カードローンとうまく付き合うために、他社からの借り入れとのバランスを充分に把握し、多重債務に陥るリスクをしっかりと減らしていく必要があります。
借り入れ前に、あなた自身の返済能力を見極めて、行き詰まる事態を避けられるよう心がけてみてください。

目次