SMBCモビットは審査が厳しい?基準や難易度・落ちる理由や通過の条件

SMBCモビットは審査が厳しい?基準や難易度・落ちる理由や通過の条件

SMBCモビットは、SMBC系列の銀行系カードローンです。

三井住友カードのローンブランドのため、安心感が大きい一方、「審査が厳しいのでは?」と不安を感じる方も多いと思います。

この記事では、SMBCモビットの審査基準や難易度、審査に通過するためのポイント、落ちる理由などについて分かりやすくまとめました。

SMBCモビットは審査が厳しいのか気になる方は、ぜひ参考にして審査対策に役立ててください。

目次

SMBCモビットの審査は厳しいのか?他社との難易度比較

SMBCモビットの審査は厳しいのか?他社との難易度比較

SMBCモビットの審査は厳しいのかどうか判断するために、まずは同業他社と比較してみました。

消費者金融系の中では中程度の難易度

SMBCモビットは「三井住友銀行」の系列ではありますが、業態としてはアコムやプロミスと同じ「消費者金融」の一つです。

そこで、大手の消費者金融と成約率を比較してみましたが、残念ながらSMBCモビット単体での成約率のデータは公開されていませんでした。

業者名 成約率(2024年4月)
アコム 41.3%
プロミス 35.7%
アイフル 30.0%

※参考:アコム「マンスリーレポート2024年8月末」(PDF)
SMBCコンシューマーファイナンス「月次データ2025年3月期」(PDF)
アイフル「月次データ 2025年3月期」(PDF)

ただし、同じSMBCグループの消費者金融である「プロミス」の成約率を参考にすると、およそ30~40%の間ではないかと推測されます。

審査の難易度は中程度と考えられますが、もちろん全員が通るわけではありません。

返済能力を重視しているため、安定した収入や信用情報が求められます。

銀行カードローンよりは通過しやすい

一般的に、銀行カードローンは金利が低い代わりに、審査が厳しい傾向が見られます。

貸し倒れリスクを避けるために、慎重な審査を行う必要があるからです。

一方、SMBCモビットは銀行系ではあるものの、金利が3.0%〜18.0%となっていることからも、消費者金融のサービスであることが分かります。

そのため、一般的な銀行カードローンよりは審査に通りやすい可能性が高いです。

銀行カードローンで審査に落ちた方でも、SMBCモビットであれば通過できるチャンスはあります。

他社借入が多いと審査難易度が上がる

SMBCモビットは、他社からの借入が多い場合、審査の難易度が上がります。

他社借入が多いと、返済能力に疑問が生じ、貸し倒れリスクが高まるためです。

審査に通りやすくするためには、他社借入を可能な限り減らしてから申し込むのが望ましいでしょう。

信用情報が重視される

SMBCモビットの審査では、信用情報が非常に重視されます。

過去に延滞や債務整理の履歴があると、返済能力に問題ありとみなされ、審査が厳しくなることが一般的です。

不安な方は事前に自分の信用情報を確認しておき、問題がないことを確認してから申し込むことをおすすめします。

信用情報は、CIC・JICCなどの信用情報機関に「開示請求」の手続きを行うことで参照できます。

SMBCモビットの審査基準とチェックされるポイント

SMBCモビットの審査基準とチェックされるポイント

SMBCモビットの審査では、いくつかのポイントがチェックされます。

ここでは、審査基準として重要視される項目について解説します。

安定した収入があるかどうか

SMBCモビットの審査において、安定した収入があるかどうかは重要なポイントです。

公式の申し込み資格にも、「年齢満20歳〜74歳の安定した定期収入のある方(当社基準を満たす方)」と記載されています。

「アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能です」とあることから、安定した収入があれば正社員以外の人でも申し込み可能です。

過去の返済履歴や信用情報

審査では、過去の返済履歴や信用情報も重要なポイントです。

SMBCモビットに申し込むと、必ず信用情報調査が行われ、他社の借入状況や過去の延滞履歴などが確認されます。

過去に長期の延滞や債務整理をしたことがある場合、審査通過が難しくなる可能性があるため、信用情報は良好な状態を保つことが望ましいでしょう。

現在の他社借入の状況

現在の他社借入状況も、SMBCモビットの審査対象の一つです。

他社での借入が多い場合、返済能力に疑問が生じ、審査に通りにくくなります。

特に年収の3分の1を超える借入は、貸金業法の「総量規制」という規則によって禁止されているため、すでに他社で多額を借り入れている人は注意が必要です。

他社借入が少ないほど、審査通過率は上がります。

本人確認と在籍確認の完了

本人確認や在籍確認も、審査の重要なステップです。

SMBCモビットの本人確認は、運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証などを使って行います。

これらの書類をしっかり準備しておくことが、スムーズな審査につながります。

また、在籍確認は申請者が申告した勤務先で本当に働いているかを確認するために行われる審査ですが、SMBCモビットでは原則として、電話による確認は行っていません。

ただし、審査状況によっては必要になるケースもあるため、その場合はすみやかに対応できるようにしましょう。

SMBCモビットの審査が厳しいとされる理由とは?

SMBCモビットの審査が厳しいとされる理由とは?

SMBCモビットの審査が「厳しい」と言われる理由は、主に以下の4点です。

信用情報の確認が厳格だから

SMBCモビットでは、信用情報の確認が厳格に行われます。

信用情報には、他社での借入状況や過去の延滞情報が含まれ、これが審査に大きく影響します。

信用情報に問題がある場合、審査通過が難しくなる可能性が高いです。

収入に対する返済能力が重視されるから

SMBCモビットは、収入に対する返済能力も重視しています。

収入が少ない場合や不安定な場合は、返済能力が低いと判断されることがあります。

審査に通過するためには、安定した収入があることが重要です。

過去の金融事故歴が審査に影響するから

過去に金融事故(延滞や債務整理)があると、SMBCモビットの審査に影響を与えます。

金融事故は信用情報に一定期間記録されており、審査担当者が確認することができます。

金融事故がある場合、審査通過が難しくなるため、データが改善されるまで待つのが良いでしょう。

他社借入が多いと審査が厳しくなるから

他社借入は、SMBCモビットの審査が厳しくなる理由の一つです。

既に多額の借入があると、返済能力に対する信頼が低下します。

他社借入を減らしてから申し込むことで、審査通過の可能性が高まります。

SMBCモビットの審査に落ちる主な理由

SMBCモビットの審査に落ちる主な理由

SMBCモビットの審査に落ちる原因には、いくつかの共通点があります。

ここでは、主な落ちる理由について解説します。

信用情報に延滞や未払いがある場合

信用情報に延滞や未払いが記録されていると、審査に落ちる可能性が高くなります。

信用情報は審査において非常に重要な要素であり、延滞や未払いはマイナス評価となります。

現時点で未払いがあるなら、すみやかに解消しましょう。

過去に延滞履歴がある場合は、一定期間が経過してから申し込むことが望ましいです。

他社借入が多く返済負担が高い場合

他社での借入が多いと、SMBCモビットの審査で不利になります。

多重債務状態であると、返済負担が大きく、審査通過が難しくなるからです。

他社借入をできるだけ整理してから申し込むことをおすすめします。

ちなみに、SMBCモビットには複数社の借入を一本化できる「おまとめローン」もあります。

収入が不安定と判断される場合

収入が不安定であると判断された場合も、SMBCモビットの審査に通りにくくなります。

収入で重要なのは、「一定の金額をコンスタントに稼いでいるかどうか」です。

ある月はたくさん稼いでも、ある月はゼロに近いなど不安定な場合は、審査に落ちるリスクが高まります。

一方、パートやアルバイトでも安定した収入がある場合は、審査に通る可能性があります。

申込情報に不備がある場合

申込情報に不備があると、審査に落ちる可能性があります。

記入ミスや入力漏れがあると、審査が滞り、不利に働くことが多いです。

申込時には、記入内容を正確に確認することが大切です。

SMBCモビットの審査を通過するための条件と準備

SMBCモビットの審査を通過するための条件と準備

SMBCモビットの審査に通過するためには、いくつかの条件と事前準備が必要です。

ここでは、具体的な対策を紹介します。

安定した収入証明を用意する

SMBCモビットでは、基本的に本人確認書類があれば審査を受けられますが、以下の場合は収入証明書の提出が必要になります。

  • 希望借入額が50万円を超える場合
  • 他の貸金業者から借りている分も合わせて100万円を超えて借りるとき

ある程度まとまった金額を借りる場合は、給与明細や源泉徴収票を用意することで、審査がスムーズに進みます。

事前に用意しておきましょう。

申告内容を正確に記入する

申し込み内容に不備がないように、正確に記入することが大切です。

記入ミスや間違いがあると、審査に悪影響を与える可能性があります。

すべての情報を正確に入力し、信頼される申込を心がけましょう。

本人確認書類も、住所変更などをしていない場合は早めに手続きをすることをおすすめします。

他社借入をできるだけ減らす

他社での借入が多い場合、返済能力に疑問が生じるため、他社借入を減らしてから申し込むのがおすすめです。

他社借入が少ないほど、審査に通過しやすくなります。

返済が難しい場合は、SMBCモビットの「おまとめローン」に申し込むのも一つの方法です。

信用情報を事前に確認する

信用情報に自信がない場合、信用情報機関に開示請求をして、事前に確認するのがおすすめです。

過去の延滞や未払いがないか、一度把握しておきましょう。

信用情報に問題がある場合、一定期間置いてから申し込んだ方が無難です。

また、万が一誤った情報が登録されている場合は、訂正依頼もできます。

SMBCモビットの審査通過率を上げるためのポイント

SMBCモビットの審査通過率を上げるためのポイント

SMBCモビットの審査通過率を上げるためには、いくつかのポイントがあります。

以下に、通過率を上げるための対策をまとめました。

勤続年数が長いほど有利

職場の勤続年数が長いほど、収入の安定性が評価され、審査に有利になります。

同じ職場での勤務年数が長いことは、信頼性を高める重要な要素です。

転職後すぐの申込よりも、一定期間が経過してから申し込む方が望ましいでしょう。

低額の借入申請から始める

初めての借入申請の場合、できるだけ少額で申し込んだ方が審査に通りやすくなります。

低額であれば返済負担も少なく、信用力が評価されやすいからです。

借入希望額を抑えることで、審査通過の可能性が高まります。

収入証明書を迅速に提出する

審査が進む際に収入証明書の提出を求められた場合、迅速に対応することでスムーズに審査が進みます。

必要な書類を事前に準備しておくと良いでしょう。

SMBCモビットに提出できる収入証明書は、以下のいずれかです。

  • 源泉徴収票の写し
  • 税額通知書の写し
  • 所得証明書の写し
  • 確定申告書の写し
  • 給与明細書の写し(直近2か月分)

さらに、個人事業主の方は「営業状況確認のお願い」の提出が必要になる場合もあります。

いずれにしても、提出を求められた時にすぐ出せるよう用意しておくことが大切です。

在籍確認に対応できるよう準備する

在籍確認も審査の重要なステップです。

SMBCモビットでは、基本的に電話による在籍確認は行っていませんが、審査状況によっては必要になる場合があります。

必ず本人の承諾を得てから電話をかけてくれるので、必要になった場合は勤務先に確認が取れるように準備しておくことが大切です。

「個人名でかけてほしい」「自分が電話を取れるタイミングでかけてほしい」などの要望がある場合は、事前に担当者に相談してみましょう。

SMBCモビットの審査を受ける際の注意点と対策

SMBCモビットの審査を受ける際の注意点と対策

SMBCモビットの審査を受ける際には、いくつかの注意点があります。

それぞれの詳細と、その対策を紹介します。

申込情報に虚偽がないよう確認する

申込情報に虚偽があると、信頼性が損なわれ、SMBCモビットの審査に落ちる原因となります。

わざとではなくても、虚偽の情報は信用を損ねるため、審査が厳しくなってしまうのです。

職場や年収、他社の借り入れ状況など、すべての情報を正確に申告し、虚偽がないように確認しましょう。

短期間での複数社申し込みを避ける

短期間で複数の消費者金融に申し込むと、SMBCモビットの審査に不利になることがあります。

信用情報機関には、申し込みを行っただけの情報も6ヶ月間記録されるからです。

多重申込は返済能力に疑問を抱かれるため、1社に絞って申し込むようにしましょう。

すでに複数の申し込みをしてしまった場合は、半年おいてから再チャレンジすることをおすすめします。

他社借入状況の最新情報を把握する

SMBCモビットに申し込む際は、他社からの借入額を正確に申告するためにも、最新の借入状況を確認しておきましょう。

借入状況は、信用情報をチェックすればすぐに分かってしまうことなので、適当に申告するのはNGです。

不正確な情報は、審査に不利に働いてしまいます。

また、無理なく返済していくためにも、現在自分の抱えている債務の額を正確に知ることはとても重要です。

審査連絡にすぐ対応できるようにする

SMBCモビットの審査の過程で、連絡が入る場合があります。

連絡に迅速に対応することで、スムーズな審査進行が期待できるため、申し込んだ後はなるべくいつでも電話に出られるようにしておき、メールもこまめにチェックしましょう。

特に、在籍確認や追加書類の提出依頼にはすみやかに応じることが大切です。

SMBCモビットの審査に関するよくある質問とその回答

SMBCモビットの審査に関するよくある質問とその回答

SMBCモビットの審査に関して、利用者からのよくある質問に対する回答を以下にまとめました。

気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。

審査にはどれくらいの時間がかかる?

SMBCモビットの審査時間は、最短で15分とされています。

ただし、曜日や時間帯によっては翌日以降となる場合もあるため、急ぎの方はなるべく早めの時間帯に申し込むのがおすすめです。

また、Webまたはアプリから申し込むと、必要書類もスマホからすぐに提出できます。

在籍確認の際に職場にバレない方法は?

SMBCモビットでは、原則として電話による在籍確認は行っていませんが、審査状況によっては必要になることがあります。

その場合も、必ず本人の承諾を得てから電話がかかってきますし、職場にバレないよう十分に配慮されますので、心配は不要です。

担当者は「個人名」で連絡するなど、カードローンの利用が分からないように対応します。

不安な場合は事前に相談して、対応方法を確認しておきましょう。

他社での借入がある場合も審査に通る?

他社での借入があっても、返済能力があれば審査に通る可能性はあります。

ただし、借入額が多いと審査が厳しくなるため、なるべく抑えておくに越したことはありません。

基本的には多重債務状態でない限り、審査通過の可能性はあります。

収入証明は必ず提出しなければならない?

SMBCモビットで収入証明書の提出が必要になるのは、「50万円を超える借入を希望した時」または「他の貸金業者から借りている分と合わせて100万円を超えて借りる時」です。

少額を申し込む場合は、本人確認書類の提出だけで済みます。

しかし、必要な場合にはすみやかに提出できるよう準備しておくと安心です。

まとめ:SMBCモビットの審査は厳しくないが条件を満たさないと借りれない

 

まとめ:SMBCモビットの審査は厳しくないが条件を満たさないと借りれない

SMBCモビットの審査は、消費者金融の中では中程度の難易度とされていますが、条件を満たさないと通過が難しくなります。

特に「安定した収入」があることは、とても重要です。

さらに、信用情報を良い状態に保ち、他社借入をできるだけ整理してから申し込むことで、審査通過率を上げることができます。

また、申し込みの際は正確な情報を申告するとともに、書類もそろえておきましょう。

この記事を参考にしっかり準備を整えて、SMBCモビットの審査に自信を持って臨んでくださいね!

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