「SMBCモビット」は信頼性ある大手の消費者金融で、多くの顧客をかかえています。しかし、その一方で「やばい」「取り立てが怖い」といった口コミが広まっていたりもします。
ネガティブな書き込みを見てしまうと、「モビットを利用していいのか不安…」と感じるかもしれませんね。
今回は、SMBCモビットが「やばい」と言われる理由や、取り立ての実態について解説していきます。
さらに、利用にあたっての注意点や返済計画の立て方についても紹介していくので資金繰りの参考にしてみてください。
SMBCモビットが「やばい」と言われるのはなぜ?4つの理由を解説
モビットが「やばい」と言われる背景には、取り立ての誤解にくわえ、高金利に対する不安、口コミが影響しています。ここでは、おもな理由を4つ解説していきます。
理由【1】誤解や噂がひとり歩きしている
インターネットでは、「取り立てがきびしい」「対応が怖い」といった口コミや噂が拡散されていますが、これらは誤解されている部分が強いです。
かつての消費者金融のネガティブなイメージが先行してしまったがために、実態よりも怖さを感じる書き込みが目立つのでしょう。
実際のモビットは、国から認可を受けた金融機関であり法律を遵守しながら運営されています。
万が一、違法行為が発覚した場合、きびしい行政処分が下ります。
理由【2】高金利が適用されるため
消費者金融は銀行系ローンよりも高金利が適用されています。そのため、「返済がキツい」「金利が高すぎてやばい」といった声が寄せられることがあります。
ですが、金利は利用者の借り入れ額だけで決定されるものではありません。個別の信用情報、返済実績などによってその値は変動します。
一部で言われている話がすべてにあてはまるわけではないので、冷静に内容を精査したほうが良いでしょう。
理由【3】返済滞納時の対応にきびしさを感じるから
SMBCモビットでは、返済を滞納した際、督促の連絡が入るルールがあります。この督促を「きびしい」と受け止める人がいるのは事実です。
不満をおぼえる人のなかには「やばい」といった意見を言う人がいるのもムリもないかもしれません。
ですが、督促は法律の範囲内で行われるものですし、暴力的な手段をつかって高圧的な対応をするという話でもありません。
理由【4】ネットではネガティブな情報ほど拡散されやすい
インターネットの掲示板やSNSでは、事実とは異なる私見が多くまぎれています。とりわけネガティブな情報ほど拡散されやすく、注目を集めやすい傾向があるため、「SMBCモビットがやばい」といった内容が印象に残ってしまうのかもしれません。
一方的な口コミだけをあてにせず、実際の取り立てや契約内容に目を向けた情報にふれることをお勧めします。
SMBCモビットの取り立てが「やばい」のは本当?実態を解説
モビットの取り立てに関する「やばい」噂をチェックしてみると、実際の取り立てとかけ離れた内容であることが少なくありません。ここでは、実態について考えていきます。
実態【1】法に基づいた取り立てをしている
SMBCモビットは、金融庁や日本貸金業協会の指導に基づく取り立てを行っています。当然ながら違法な対応や高圧的な姿勢は法によって禁止されています。
厳格なルールのもとで運営されているため、取り立てのトラブルは考えづらいです。
実態【2】電話・書面での督促が基本
SMBCモビットでの取り立ては電話や書面対応が基本です。
返済遅れになるまでは督促はありません。契約どおりにお金を返しているあいだに支払いを迫ったりはしません。
実態【3】暴力的な取り立ては法で禁止されている
かつては消費者金融で高圧的な取り立てが社会問題になったこともありますが、現在は法律によって、きびしくルールが固められています。
国から認可された事業者は、高圧的な態度や暴力的な取り立てが原則できません。SMBCモビットが本当にキツい取り立てをしているのであれば、社会問題化していておかしくないでしょう。
実態【4】不安を煽る口コミで誤解が広まっている
ネット上の口コミでは、「しつこく電話がきた」「怖い取り立ての連絡が入った」といった声がたまに見受けられますが、それは誇張や誤解が原因になっている可能性が高いです。
口コミのなかには、過剰に不安を煽って注目を引こうとするケースも少なくありません。現実の取り立ては法の下、適切に執り行われているものです。
SMBCモビットからお金を借りたあと|取り立ては危険なのか?
モビットの取り立ては法律に基づいた形で行われるため、危険な取り立てはまず考えられません。取り立ての詳細については下記を参考にしてください。
電話・書面での督促がメイン
SMBCモビットでの取り立ては、電話や書面を通じた督促がメインです。返済遅れは、はじめに電話での連絡が入ります。その後は、状況に応じて書面での通知で利用者に注意喚起が入ります。モビットに限らず、消費者金融全般では同じような対応となるため、特別な取り立ては考えにくいです。
法律に基づいた適切な取り立てのみ
SMBCモビットでは法をもとにした適切な取り立てが行われます。電話連絡については早朝・深夜の時間帯は法によって規制されています。
法律に反する形での取り立てで利用者を追い詰めるといったケースはなく、法に守られつつ契約を進められるので過度に心配する必要もありません。
金融庁が違法な取り立てを監視している
金融庁や日本貸金業協会の指導によって消費者金融は運営されています。そのため、不適切な取り立ては未然に防止されているのです。
当然ながらSMBCモビットも金融庁らの管理下に置かれるため、ルールに則りながらの運営をしています。万が一、不適切な取り立てが見つかった場合は、金融庁への通報によってしかるべき処分が下るでしょう。
モビットでは相談窓口が用意されている
SMBCモビットでは、顧客対応窓口が用意されています。ここで取り立てに関する不安や悩みについて相談することが可能です。
返済に行き詰まりそうなときや、今後の見通しについて困った際は窓口に直接問い合わせてアドバイスを仰ぐこともできます。
未然にトラブルを回避できる体制が整っているため、利用者は安心して融資を受けられるでしょう。
SMBCモビットの「やばい」とされる取り立てについて|口コミを紹介
SMBCモビットに関する口コミには、取り立てが厳しいと感じた人や、逆に対応が丁寧だったとする意見があります。ここでは、口コミの内容と実際の取り立て方法について解説します。
「しつこいと感じた」電話関連の口コミ
返済遅れのとき、督促として電話連絡が入ることもあります。この連絡をしつこいと感じる人もいますが、返済を促すための適切な措置です。
「早朝・深夜などの時間帯に督促の電話が入ったことはない」といった口コミも見受けられます。なぜなら、SMBCモビットは法律で定められた時間帯にのみ連絡しているからです。
そもそも、消費者金融は利用者に対して、深夜から早朝のあいだ(午後9時~午前8時まで)は電話やFAXでの連絡をしてはならないルールがあります。
そのため、ストレスを感じるような取り立てに発展する可能性は低いとみて良いでしょう。
「督促がきびしく感じた」という体験談
滞納が長期間にわたると、督促がきびしく感じることもあるでしょう。
これは、滞納つづきの人に対しては連絡の回数がふえるためです。しかし、そんなときでも高圧的な対応や暴力的な言動で迫ってくる事態はまず考えられません。
「対応がていねい」との肯定的な口コミ
ネガティブな意見が気になる一方、「ていねいに対応してもらえた」「親身になって相談に乗ってくれた」といった満足度の高い口コミも多く見られます。
SMBCモビットでは、顧客サポートに力を入れているため、安心して融資を受けられる体制が整っています。
モビットと大手消費者金融カードローン4社比較
SMBCモビット | プロミス |
アコム | アイフル | レイク |
実質年利 | ||||
3.0%~18.0% | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 4.5%~18.0% |
融資までの時間 | ||||
最短15分※2 | 最短3分※1 | 最短20分※3 | 最短18分※5 | Webなら最短25分※6 |
無利息期間 | ||||
なし | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 180日間※7 |
借入可能額 | ||||
1万円~800万円 | 1万円~500万円 | 1万円~800万円 | 1万円~800万円 | 1万円~500万円 |
電話での在籍確認 | ||||
原則なし | 原則なし | 原則なし※4 | 原則なし | 原則なし |
詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
※1 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※2 融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
※3 審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
※4 アコムの在籍確認:原則、勤務先への在籍確認の電話はなく、書面や申告内容での確認を実施。
※5 申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
※6 21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込みが可能です。審査結果を確認できる時間は、8時10分〜21時50分(毎月第3日曜日は、8時10分〜19時)です。時間外や申し込み内容によっては、電話またはメールで審査結果が通知される場合があります。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※7 Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1万円~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。
SMBCモビットの「やばい」は回避できる!4つの有効策を紹介
SMBCモビットで「やばい」思いをしないためには、トラブルを回避するコツを知る必要があります。ここでは、お勧めの策を4つ解説します。
回避策【1】返済計画をつくり、滞納をふせぐ
借り入れをするなら、返済計画をしっかりつくりましょう。いつまでに完済するか、毎月の返済額はいくらにするかなど考えておくべき項目はいくつもあるはずです。また、延滞による「遅延損害金」の発生を回避するために、給料日と返済日のズレがないように気をつけておきましょう。
滞納はあなたの信用情報への大きなダメージになりかねません。充分に注意してください。
回避策【2】返済がむずかしいときは即相談する
返済がむずかしいときは、モビットに即相談しましょう。公式の相談先は「SMBCモビットコールセンター」です。
トラブルが深刻化するまえの相談によって、返済方法の見直しや返済額の調整を聞き入れてもらえるでしょう。ただし24時間体制ではないので、時間調整が必要です。
(SMBCモビットコールセンターの営業時間:9時~18時)
お金に関するなやみは一人で悩んでもできることは限られます。かならず第三者からのアドバイスを仰ぐようにしてください。
回避策【3】ムリな借り入れを避ける
返済トラブルを避けるためにも、収入に対してムリな借り入れをするのは控えましょう。収入と支出のバランスを考えたうえで余裕がうまれるレベルの返済額にとどめておくことが大切です。
借り入れ上限ギリギリまで借りるような行為は、生活破綻に直結しかねないため、本当に必要なものを見極めながらお金のやりくりをしていきましょう。
回避策【4】返済状況はこまめにチェックする
借り入れでは、返済状況はこまめにチェックすることも忘れないでください。返済が遅れると「遅延損害金」の発生だけでなく、あなたの「信用情報」にもキズが入ってしまいます。
返済スケジュールにムリが生じていないか、完済まで安定して資金繰りができるかなどを考えてみてください。
会員専用サービス「Myモビ」をつかうことで、よりスムーズに返済できるでしょう。
SMBCモビットと他社カードローンの取り立ての違いとは?
SMBCモビットと他社のカードローンでは、対応にどのような違いがあるのか気になる人も多いでしょう。以下でおもなものを紹介していきます。
取り立ての方針は他社とおなじ
SMBCモビットの取り立て方針は同業他社と大きな違いはありません。もちろん、違法な取り立てや脅迫まがいの言動も皆無とみて良いでしょう。貸金業法に基づいた適切な対応が取られるため、利用者は安心して融資を受けられます。
電話・書面による取り立てがメイン
SMBCモビットは、同業の消費者金融と同じく電話や書面による督促がメインです。直接の訪問による取り立てを気にする必要はありません。万が一、返済が遅れたときも、この方針に沿うと見て大丈夫です。
一般的な消費者金融よりもおだやかな対応
SMBCモビットは消費者金融大手ということもあり、同業他社よりもおだやかな対応をしてもらえたといった口コミが散見されます。
顧客対応に力を入れているため、返済に困った際も「カスタマーサポート」が親身に相談に乗ってくれるはずです。適切な返済計画を立てられる人であれば、安心して利用できるでしょう。
柔軟な対応が期待できる
SMBCモビットでは、顧客ごとの状況に応じた柔軟な対応が期待できます。返済に遅れが生じる場合でも、早期に連絡することで分割払いや決済日変更といった対応を取ってもらえるでしょう。
安心・安全なサービスを必要としている人に適した消費者金融といえます。
SMBCモビット|返済計画を立てて「やばい」状況を避けよう!
SMBCモビットで安全に資金繰りをしたいなら、しっかりとした返済計画を立てましょう。ここでは、計画を立てる際のコツについて解説します。
コツ【1】返済額はムリのない範囲で設定する
毎月の返済額を設定するときは、ムリのない範囲であることが重要です。収入と支出のバランスに目を光らせ、負担を感じないレベルにとどめられるように気を配ってみましょう。ムリなく返済しつづけられれば、トラブルも回避しやすくなります。
コツ【2】ボーナス時に繰り上げ返済を検討する
ボーナスや臨時収入が入る予定の人は、「繰り上げ返済」を検討してみましょう。元本を一気に減らすことができれば、その分だけ利息の発生も節約できます。なにより完済までの道のりが一気に縮まるので検討するだけの価値はあります。
コツ【3】家計の支出を見直して余裕をつくる
返済計画を立てるなら、家計の支出を見直して余裕をつくる努力も必要です。ムダな支出が見つかったらすみやかにカットしていきましょう。
返済負担が減れば、その分だけ資金繰りは楽になります。繰り上げ返済の余裕ができれば、よりスムーズに完済できるはずです。
コツ【4】返済シミュレーションを活用する
借り入れ前の段階でお勧めなのが、公式サイト内に置かれている「返済シミュレーション」の活用です。
返済期間や融資希望額をあらかじめ入力すれば、毎月の返済額や総支払利息についての計算がしやすくなります。ムリのない返済計画を作るうえではとても役立つので積極的に利用してみましょう。
SMBCモビット|返済で「やばい」と思ったとき頼るべき相談先
SMBCモビットを利用していて「やばい」と感じたときはすみやかに第三者に相談しましょう。下記では、お勧めの相談先を4つ紹介しています。
相談先【1】SMBCモビットのカスタマーサポート
「SMBCモビットコールセンター」では、返済に関する相談や取り立ての質問を受け付けてくれます。公式のサポートに相談することで、不安は解消されるはずです。ちょっとでも気になったらトラブルをふせぐためにも頼ってみましょう。
相談先【2】公的機関(消費者ホットラインや法テラスなど)
消費者金融に関する問題は、公的機関を介して解決をはかる方法もあります。契約に関する事業者とのトラブルについては「消費者ホットライン」が適しています。また、法律関連のなやみについては「法テラス」に相談してみると良いでしょう。法テラスは扱うジャンルや回数・時間など色々と制約があるので、あらかじめ要点をまとめたうえで相談してみましょう。
なお、どちらの機関も無料で対応してもらえます。
相談先【3】債務整理の専門機関(弁護士・司法書士)
どうしても返済がむずかしいときは、弁護士や司法書士に相談しながら債務整理の手続きを検討してみましょう。
債務整理によって、負債額の軽減や返済期間の見直しが期待できます。法律のプロに頼ることで、生活再建の道を見いだせるはずです。
相談先【4】家族や信頼できる友人
お金の問題は一人で抱え込んでも自己解決の可能性は低いものです。そんなときは、あなたの家族や友人といった身近な人に相談してみましょう。
場合によっては、資金繰りの手助けをしてもらえるかもしれません。また、公的機関や法の専門機関への相談に付き添ってもらえる可能性もあります。
状況を打開するために、正直に悩みを打ち明けてみるのも悪くないでしょう。
まとめ:SMBCモビットはやばくない!リスクを理解しておけば大丈夫
SMBCモビットは、貸金業法のルールに沿いつつ運営されています。
金融庁・日本貸金業協会の指導が入る業種でもあるため、違法な取り立てに巻き込まれる可能性は低いとみて良いでしょう。
ネット上でのネガティブな噂や口コミは極端な内容も少なくないため、ただしい情報を多角的に取得されることをつよくお勧めします。
実際に借り入れをする際は、返済計画をしっかり立ててから申込みをしましょう。万が一、返済がむずかしくなったときは、「SMBCモビットコールセンター」に相談したり、公的機関に頼ったりして解決をはかる必要があります。
それでもきびしいときは、債務整理も視野に入れておく必要があります。
リスクをただしく理解し、かしこく資金繰りを進めていきましょう。